0

Service

塗装をお考えの方へ

外壁塗装の失敗事例

外壁塗装の失敗事例

モデル店としての事例

外壁塗装の訪問販売などで、「モデル店として安くしますよ」といった提案をもらうケースがあります。
安いなら…と実際に塗装を依頼してみると、道路に面した部分のみを施工する、なんてことも。
「全面する場合は4倍の費用がかかります」など、思っていた内容と違う!なんてケースもありますので、注意が必要です。

保証書が発行されていなかった事例

現在外壁塗装の依頼を検討しているその業者、保証書は発行されていますか?
保証書は重要なもので、今後のメンテナンスに必ず必要になります。
口頭や見積もり、契約書の端に『何年後も保証します』と謳っていても、保証書がないとメンテナンスができないという会社も存在するのです。
今後のためにも、保証書についてはしっかりと確認してから施工を依頼しましょう。

塗回数が適正じゃなかった事例

塗装直後はどんな建物も綺麗ですが、塗装の良し悪しが分かるのは10年後。
3回塗ると説明していながら、実は2回しか塗っていなかったり、3回塗っていても回数ごとに違う塗料を使用した場合、早くて2~3年で劣化が見られます。塗る回数や、使用している塗料の種類には十分ご注意ください。
知識が無い方でも、事前に細かく確認していただくことをおすすめしております。

その他の事例

その他にも、地域や時期によって様々な手抜き工事が行われています。
「この工事って大丈夫なのかな?」と感じましたら、他の業者に相談したり、見積もりと一緒に施工内容を比較してみましょう。
失敗しないために、必要以上に費用をかけないために、妥協のない塗装業者選びをしていただきたく思います。

外壁塗装の相場

外壁塗装の相場

外壁塗装の費用内訳は、「塗料代」「足場代」「工事代(人件費)」「利益」が主となっています。
費用相場をより正確に知るためには、「塗料代」「足場代」「工事代(人件費)」の相場価格をもとに考えることをおすすめしております。
「塗料代」約20%、「足場代」約20%、「工事代(人件費)」約40%、「利益」約20%が、内訳比率です。
内訳は業者によって多少異なることがございますので、あくまでも目安として参考にしていただければと思います。

■10坪:40㎡ 約20~40万円
■20坪:79㎡ 約40~70万円
■30坪:119㎡ 約60~100万円
■40坪:158㎡ 約80~130万円
■50坪:198㎡ 約100~160万円
■60坪:238㎡ 約120~200万円
■70坪:277㎡ 約140~230万円
■100坪:396㎡ 約200~320万円

塗料別の相場目安(外壁)

1缶当たりで算出しています。
■アクリル:耐用年数約3~5年 5,000~15,000円
■ウレタン:耐用年数約5~7年 5,000~20,000円
■シリコン:耐用年数約7~10年 15,000~40,000円
■ラジカルシリコン:耐用年数約15年~ 50,000~70,000円
■フッ素:耐用年数約15年~ 40,000~100,000円
■無機:耐用年数約15年~ 50,000~120,000円

塗料別の相場目安(屋根)

1缶当たりで算出しています。
■ウレタン:耐用年数約3~5年 5,000~20,000円
■シリコン:耐用年数約5~7年 15,000~40,000円
■フッ素:耐用年数約7~10年 40,000~100,000円
■無機:耐用年数約10~15年 50,000~120,000円

各種工事費

■高圧洗浄:100~300円/㎡
■養生:250~400円/㎡
■付帯塗装工事:軒天 800~1,200円/㎡
■付帯塗装工事:雨樋 800~1,200円/m
■付帯塗装工事:破風板 650~1200円/㎡
■付帯塗装工事:雨戸 2,000~5,000円/枚
■付帯塗装工事:シーリング打ち替え 900~1,500円/m
■付帯塗装工事:シーリング増し打ち 500~1,000円/m
■現場管理費:1式 30,000~50,000円
■廃材処理費等:1式 10,000~30,000円

足場代

「足場代無料!」という業者が稀に存在しますが、そのようなアプローチは要注意。
足場代には、足場を組む施工費と、足場の材料を運ぶ運搬費が含まれています。
足場を組むには、足場の組立て等作業主任者(国家資格)が必要なため、足場の専門の業者に依頼する業者もいます。
それだけの工程・人件費がかかることに対して、作業を無料にできるはずがありません。
足場代を無料にするといいながら、その分人件費や資材代が高くなっている可能性も…。
足場代を無料にしている会社に依頼する際は、一度細かく費用を聞く必要があります。

■足場代:600~800円/㎡
■飛散防止ネット:100~200円/㎡

お見積もりの注意点

お見積もりの注意点

① 塗料メーカー名&商品名が明記されていますか?

例えば、同じシリコン塗料でもメーカーによって価格が異なります。
化学結合の強さやシリコン樹脂の含有量などもメーカーによって変わってくるため、品質にも差が出てきます。
そのため、「シリコン塗料」という記載だけでは情報が不十分。
『どのメーカーのどの商品を使用するのか』まで明記されている見積書であることがベストです。
見積書に記載がなかった場合、業者に確認することをおすすめしております。

② 塗装面積が「㎡」表記になっていますか?

どれぐらいの範囲に施工するかを表す塗装面積は、塗布量(使用する塗料の量)を算出するために必要な数値となっております。
つまり、塗装面積が「㎡」単位で記載されていることは、きちんと塗布量を算出している業者であるということになります。

③使用する塗料の缶数が明記されていますか?

塗料の缶数は、『どれくらいの塗料を使用するか』を意味しています。
使用する塗料の量は各塗料メーカーによって決まっており、規定量より多くても・少なくても施工不良に繋がる可能性があります。
缶数はチェックしておきましょう。

④「一式」表記になっていませんか?

すべての施工が含まれているようにも見受けられる「一式」表記ですが、詳細な情報が明記されていないものほど恐いことはありません。
業者とお客様とで「一式」の解釈が異なる場合、「一部のみの塗装で全部は塗り替えてもらえなかった」というトラブルが発生してしまいます。

外壁や屋根はもちろん、雨樋や雨戸などの付帯部分と呼ばれる箇所についても、見積もりに含まれているのか、細かく確認しましょう。

⑤シーリング工事が「一式」になっていませんか?

外壁のつなぎ目に打ち込み、耐久性や防水性を上げるうえで重要な役割を持つシーリング。シーリングが劣化するとひび割れや剥がれが発生し、すきまができてしまいます。
そのため定期的なメンテナンスが必要になるのですが、耐久が低くなっている部分のみ打ち替える業者も存在します。その場合メンテナンスの効果は半減しますので、注意が必要です。
すべて打ち換えてくれる業者を選びましょう。